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暗記って?2
2009 / 11 / 27 ( Fri )
もうちょっと「知識体系の暗記」の説明を。

前の例で話を続けると、

かけ算を用いる文章題で、いつも「ん~~」と悩んでかけ算の立式をしているようでは困ります。悩んで解いていること自体はとても良いことですが、いつも同じことで悩んでいては次の思考に至れません。九九と同様、パッと立式できないと!つまりは「暗記」です。

これは、「悩んで解けて、はいOK!」ではダメということです。類題の反復練習により「もう分かってって。こうするだけでしょ!」と自分の頭の中で「当たり前のこと」にならないといけません。すなわち、何度か思考する中で知識に変えないといけないわけです。ということで、私はこれを「丸暗記」と区別して「知識体系の暗記」と呼んでいます。

これに該当するものは高校の数学にだってあります。「数式の展開、因数分解」や「平方根」はもちろんのこと、単なる計算だけではなく「2次関数の判別式」など、いわゆる公式の意味など。これらもきちんと理解し自分の知識とした上でないと、その先の「思考して解く問題」には手が出ません。

ここまでくると、勉強している割に算数や数学が苦手な子の原因が見えてきます。勉強しているので「丸暗記」すべきことをしていないというのは論外ですが、その後にすべき「知識体系の暗記」をおろそかにしているということです。きちんと反復練習して体得しないといけないことをしていないのです。これでは解けるものも解けません。

時間はかかりますが、きちんと練習を積んで、「当たり前だ!」と思えるようにしましょう。知識体系を築き上げていかないと、結局は「急がば回れ」となります!

個別教室 遊成塾
塾長 N.T.
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13 : 01 : 37 | 教育・受験 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
暗記って?
2009 / 11 / 25 ( Wed )
最近、子どもたちを指導していて、「学習は暗記と思考だな」とつくづく感じます。暗記だけでもダメだし、思考だけでもダメ。両方が伴わないと学校の成績や受験はもちろんのこと、社会に出たときにもうまくいかないでしょうね。

こういう話をすると皆さん「うんうん」と納得するのですが、私のいう「暗記」はいわゆる「丸暗記」のことではありません。

暗記というのは、思考するにあたって必要となる知識の体系をきちんと頭に覚えこんでいるかどうかです。これは「読み、書き、計算」と言われるもの、すなわち漢字や九九はもちろんなのですが(どちらかというとこれが丸暗記に部類されるもの)、それだけではありません。

例えば、四則演算と特殊算(和差算やつるかめ算など)の関係をみてみましょう。

中学受験で出題される特殊算を解くために必要なものは、四則演算のみ、です。他に必要な計算はありません。だからといって、四則演算がスラスラできて思考力のある子が特殊算を解けるのかというと解けません。なぜ解けないのでしょう。答えは「思考力が足りないから」ではありません。「必要な学習過程を飛ばしているから」です。四則演算の計算とは、所詮「2つの数字をかけたら何になるか」という式の値を算出できるだけに過ぎません。

ここに九九のスラスラ言える子がいるとしましょう。百ます計算のタイムは1分20秒で、九九は完璧の域です。その子に「1パックにみかんが5個はいっています。7パック買うとみかんは全部でいくつですか」という問題を解かせると出来ません。理由は「かけ算の意味」を知らないからです。

「計算はできるんだけど、文章題が苦手なんです」という話をとてもよく耳にします。原因はこれなんですね。上の話だと、「かけ算の意味」を理解した上で自分の知識になっていないため、それを使うことができないのです。

ところで、これは思考なのでしょうか。私は違うと思います。最初には少し思考の時間があるかもしれませんが、最終的には暗記に部類されるものです。いつも思考すべきものではないですから。

すなわち、「丸暗記」と「思考する」という学習の間に「知識体系の暗記」という反復練習により体得すべきことがあります。

すこし勉強法を見つめなおしてはいかがでしょうか。

個別教室 遊成塾
塾長 N.T.
15 : 01 : 28 | 教育・受験 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
子どもの思考力を鍛える3
2009 / 11 / 20 ( Fri )
「子どもの思考力を鍛える」の3回目。今回はとても意外なことかもしれませんが、真実です。


【子どもの思考力を鍛える3】

丁寧な解説はしない!

学年問わず小学生から高校生までに言えることですが、解説の「わかりやすい授業」を受けても子どもたちは何もできるようになりません。学習で大切なことは、どれだけ子どもが自分の頭を使って悩み、考え、試行錯誤したかです。

子どもが頭を使う授業というのは、先生が教室の前でしゃべっている授業ではないのです。先生がしゃべている時、子どもたちはお話を聴いているだけで頭はほとんど活性化されていません。これはお家の学習でも同じ。解説は最小限にとどめ(ヒントで十分)、子どもが何かに気づき鉛筆を動かし始めたら後は放っておくのが最良な学習法です。丁寧な説明は、子どもがそれでわかった気分になってしまい思考しなくなる原因となってしまいます。


【補足説明】

算数や数学のように、思考力を鍛えることによってより難しい問題が解けるようになる教科では、解説は仇となります。

例えばこんな事実があります。「数学の問題集の解説を生徒に配布すると、学年全体の成績が下がる。」すごい事実でしょう。このことを知っている学校(上位の学校)は、数学の解説を配布したりはしません。

なぜ、解説があると数学ができなくなるのでしょう。理由は、解説を見るとわかった気分になるからです。本来、自分で試行錯誤して理解しなければならないのに、解説を見ることでわかった気分になりそれで学習を終えてしまうからです。これは問題集の解説だけではなく、授業の解説にも同じことが言えます。

学校や塾の先生が教室の前でどれだけわかり易く丁寧に解説したところで、子どもたちは全くできるようにはなりません。逆に、本当はわかっていないのに「わかった」となり、「でも問題は解けない」すなわち「わたしは数学が苦手?」となるのです。

子どもに「苦手」と判断されると、一番やっかいです。なぜかって、考えようとしてくれないからです。ひどい悪循環に陥るわけです。子どもの考える機会を奪わないよう、またこんな悪循環に陥らないよう、解説はできるだけ避けましょう。

もっともダメな学習法は、解説が55分、演習が5分。これでは子どもの学習時間はたった5分で、55分をドブに捨てているようなもの。もっともよい学習法は、解説5分、演習55分。たった5分のきっかけ(ヒント)で子どもが55分間も悩める。すばらしい学習です!

個別教室 遊成塾
塾長 N.T.
16 : 12 : 46 | 教育・受験 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
解けない!
2009 / 11 / 18 ( Wed )
虫食算って子どもの頭のトレーニングにいいなと感じ、書店で探し発見したのがこの本。

論理思考パズル 虫食算と覆面算―難易度別200選論理思考パズル 虫食算と覆面算―難易度別200選
(2008/07)
大駒 誠一武 純也

商品詳細を見る


内容は、虫食算100問と覆面算100問がそれぞれ初級、中級、上級と3レベルに分けて載せてあります。一応、同レベル内でも簡単なものは前に、難しいものは後ろにと難易度順になっている模様。

で、購入して知ったのですが、それぞれの最後3問(98、99、100問目)は答えがなく、出版社HPにて解答チェックとなります。要するに答えがわかりません。そして、6問とも解けた人は同HPのランキングに名前が殿堂入りするという!!!それを知った私は、ちょっと頭の体操に解いてみようと思い、ペンをもって解き始めたのだがそれが悪かった。解けない(笑)

闘争心に火がつき、なんとか5問は解けたものの、最後1問が解けません。全く手が出ない。印刷ミスじゃないのと思ってしまうほどに!その1問を載せておきます。解けたら私に自慢してください!

難問虫食算

他の問題が知りたい場合は、遊成塾まで足をお運びください。難しいパズルが好きな方は購入しても楽しめる本だと思います。

個別教室 遊成塾
塾長 N.T.
14 : 47 : 13 | まにまに | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
子どもの思考力を鍛える2
2009 / 11 / 12 ( Thu )
さて、今回は「子どもの思考力を鍛える」の2つ目です。これは、テクニックを教える塾が往々にして陥るものです。


【子どもの思考力を鍛える2】

公式は教えない。覚えさせない!

子どもは公式の存在を知ると楽に答えを出せることを知ってしまい、考えることをやめてしまいます。そういう子どもたちに考えることを促すと決まっていう言葉は「えぇー、面倒くさい」です。高校数学のようなものならば、公式はある程度覚えておかないと困りますが、小学生や中学生で覚える必要のある公式はほとんどありません。自分で考え、悩み、あれこれ試行錯誤する中で、自分で公式のようなものに気づかせましょう。それが思考するという行為です。


【補足説明】

思考をやめさせてしまう行為とは、「自分の頭できちんと納得・理解していないのに、「これはこうだ」と答えを決めてしまう」行為です。すなわち、公式のようなものを盲目的に使わせることです。

公式とは、先人が悩んだあげく、こうすれば簡単に解けるんだということで作られたものです。つまり、先人が思考した末に、思考しなくても答えを出せるようにしたものなのです。もちろん、これは便利なものです。パッと答えが出せるようになったわけですから。科学技術の発展はこの繰り返しで成されるわけです。

しかし、子どもが学習する上で思考力を養いたい場合、この「公式」を盲目的に用いることは仇となります。子どもが悩む前に公式を与え、それを用いて答えを出す練習をさせるのは子どもの思考する場を奪うことになります。

子どもだっておバカじゃありません。悩むことを飛ばして「公式」を得て、答えを出せることを一度体験すると、悩むことを嫌がります。授業で考え悩むことを促すと、小学生は「面倒くさい!」といいます。高校生ぐらいになると直接「そんなんどうだっていいから公式を教えて!」といってきます。

「公式」は常習性のある麻薬です。むやみに与えてはいけません。
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